2012年9月15日土曜日

シューバート・アンドリュー

「宮崎駿と久石譲」
   私は宮崎駿の映画が大好きだ。千と千尋の神隠しを何回も見た。でも、久石譲の作曲がなければ、この映画はあまり成功しなかったと思う。久石譲は本当に天才だと思う。宮崎駿の絵と話とともに、自分が別な世界に行ける。日本の色々なことが好きだが、何かを選ばなければならない場合には、この映画と音楽を選ぶと思う。
   好きな宮崎駿の映画は、主に「千と千尋の神隠し」と「風の谷のナウシカ」と「ハウルの動く城」だ。話は強い意味があるからこそ好きだ。意味がない番組や映画はあまり好きではない。でも、例えば、「千と千尋の神隠し」は、女の子の変身の物語だ。最初、わがままなガで、どうしようもない存在だったが、神の世界に入った時、全部が変わってきた。働き始めて、自分の行為の責任を取った。だんだん自信が出てきた。その上で、わがままが消えた。自分のことばかり考えずに、両親を助けてみた。この話があるから、何回見ても感動する。「風の谷のナウシカ」も「ハウルの動く城」も、同じような主人公がいる。「風の谷のナウシカ」の場合には、人間と自然の戦いだ。ナウシカの世界はフィクションだが、テーマは私達の世界と大切な関係があると思う。自然は尊敬されるものだ。
   宮崎駿の話は上手だが、久石譲の音楽がなければ、あまり面白くない映画になっていたと思う。久石譲の音楽は他の作曲家とまったく違うと思う。私は少しピアノを弾くので、作曲の違いが分かる。久石譲のコード進行が本当にすごい。他のサントラと比べて、久石譲の方が複雑さと美しさと独創があると思う。立派な例は「千と千尋の神隠し」からの「あの夏へ」だ。最初のコードはランダムのようだが、美しい。次のコード進行は強くて、聞くと感動する。他の大好きな曲は「ハウルの動く城」からのテーマソングだ。ピアノでよくこの曲を弾いている。
   久石譲の他の曲も好きだ。多分、一番好きなのは「Oriental Wind」という曲だ。日本以外あまり知られていない曲かもしれない(日本人の友達が見せてくれた)。実は、サントリーのお茶のCMで使った曲だ。でも、ただのCMの曲ではない。コンサートで演奏しているくらいに人気がある。色々なバージョンがあるが、一番美しいのはAsian X.T.Cというバンドと一緒に演奏したライブだ。この演奏で、色々な楽器がでた。この種類が曲の成功に必要だと思う。特に、ジャン・リーチュンの二胡がなければ、全部の曲が普通になっていたと思う。なぜか分からないが、久石譲の音楽がアメリカでは珍しい。日本のアマゾンで検索しても、「Oriental Wind」みたいな曲が見つけられない。実は、1つのバージョンを見つけたが、二胡がなかったので、好きではなかった。だから、今のところ、ヨウツベの動画しかない。
   日本の色々なところが好きだが、本当に感心している日本人は宮崎駿と久石譲だ。二人で、想像できないくらい感動させる映画を作った。でも、その映画から作られた世界は無意味ではない。世界と、自分の人生に関係ある大事な事実を学ぶことができる。

1 件のコメント:

  1. マイケル・ソマコーン2012年9月21日 4:24

    私も「風の谷のナウシカ」が大好きです。キャラクターは面白いし、音楽もきれいだし、とってもいい映画だと思います。その上、汚染から世界を守ってなければならない見せしめもあるので、皆が見たらいいと思います。漫画もあるそうですが、読まなかったです。シューバートは読みましたか。

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