2012年12月2日日曜日

フー・シンラン


「もしも人間が冬眠できたら」
 
     「もしも人間が冬眠できたら、今日はもっと良い一日になれるだろうか」と思いながら、私はシャワーに入り、新しい週を始まろうとしている。実際は、私はただサボりたいだけだ。今学期が終わったら私の大学生活も終わるので、仕事探しや引越しとか色々大変なんだ。四年間ても暮していた場所だから、離れたくないという気持ちがいっぱいだ。また、寒い冬がとても苦手なので、ヤル気もなくなる気がする。そこで、冬眠したいという考え方が浮かんできた。
     冬眠とは動物の一部が活動を停止し、体温を低下させて飲まず食わず、体内に蓄積した脂肪をエネルギーとして使って冬季を過ごすということだ。いわゆる、「冬ごもり」と「冬季の睡眠」のことだ。ネットで検索すれば、人間の冬眠について色々な意見が見られる。どうやら、人間は冬眠しないが、極低温状態での生存例が報告されていることがある。2006年のBBCニュースで日本の男性が崖から落ちて骨折のため歩行不能になり、24日後仮死状態で発見されて救助された事件が載でいた。発見された時体温はたったの22℃で、臓器がほとんど機能停止状態だったが、後で病気を残さずに回復した。「まるで冬眠の状態みたいだ」と医者が話した。
     しかしながら、人間が冬眠できる可能性はまだ科学的に証明されていない。2006年の事件は奇跡としか考えられないだろう。「冬眠したい」という気持ちの出発点は寒さが苦手なのことだ。冬には何をしても余計にエネルギーがかかる。特に何にもしていないのに、もう疲れたと感じる。実質的に、私は食事量を増やさなければならないか、睡眠時間を長くしなければならない。たとえそうでも、同じ分量の仕事を果たせることが保障できない。しょせん太る以外には大した効果が見られないなら、寝てしまえばいいんじゃないかと私は思う。
     冬眠のいいところは幾つが考えられる。まず、もしも冬にずっと休めるならば、起きている時にもっと有効な仕事ができるかもしれない。そして、亀のように生活のペースを落としすれば、もっと長く生きられる可能性がある。そうすると、もっと多くの夏と春を楽しめる。最後には、人間が冬眠している間にガソリンやコールの消耗が減る。ゴミや廃棄物も少なくなる。人々の生活に優しくするとともに環境的にもいいのだ。
     逆に考えると、冬は休みになったら他の季節に仕事量が増える可能性が高い。人は競争する生きもの。時間さえ許せば、働けるほど働く人間もきっといる。そういう人間からもらったプレッシャーが他人に休まれないようにする。人間の冬眠とはあくまでも私の狂想で、現実に叶えられるのはずはないのを分かっている。それでも、人生は一回、自分がしたいことをするべきだという考え方は間違いないと思う。私は今までずっと楽しめる時には楽しむ、休まめる時には休む、選択肢さえあれば後で後悔しないようにしてきた。将来にはそれが変わるかもしれないが、今日もやはり冬眠したい。

1 件のコメント:

  1. 面白いトピックだと思う。冬眠はとても不思議なことだね、何も食べず、飲まず、ずっと寝ている。その上に、冬眠はもっと体が健康になれる。私は君と同じ冬眠のことがしたい、冬眠の夢はどのような世界だか?もしかしたら、今私たちは冬眠の中の夢かもしれないね。ある仏教の入定という修行方がある、冬眠と似る、僧は、石室の中で断食をしながら鐘を鳴らし読経するが、やがて音が聞こえなくなり、長い歳月と共に姿を現すとされる。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E5%AE%9A

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